BASIC家の基礎知識
家づくりの基礎知識
本格的な輸入住宅の外観やインテリアの雰囲気がすごくいいなあ」「よし!家を建てたい!」と、皆様の家づくりはここから始まります。家は一生に一度の大きなお買い物、多くの方にとって家づくりは、はじめての経験だと思います。絶対に失敗なんてしたくないですよね。でも、いったい何から始めたらいいのか…?
そんな風に思っている方、以外に多いのではないでしょうか? そこで、初めて家を建てる皆様が、安心して家づくりに取り組んで頂けるように、知って得する『家づくりの基礎知識』をご紹介します。
輸入住宅 Q&A
- 輸入住宅って一体なに?
- 海外からの輸入資材を多く使用しているのが最大の特徴です。また、多くの場合、構造的に気密性が高いといわれる壁式工法でつくられています。カナダなどの冬の厳しい寒さにも耐えられるよう、断熱材を多用し、開口部にも熱を逃さない工夫がなされ、高い断熱性と気密性、そして遮音性を兼ね備えています。そして構造材にも内装材にも無垢材などの自然素材をふんだんに使用していることで、温かみのある空間をつくり、日本人にも親しみと憧れを感じる住宅になっています。
- 在来工法と2×4工法の違いは?
- 「在来工法」は、家の形を柱と梁、屋根で作り、柱の間を壁でふさいでいく方法。柱が家を支える構造。「2×4工法」は、最初から木製の壁と屋根で家の形を作ってしまう方法。壁が家を支える構造。2×4は在来工法に比べ、1.耐震性が強い、2.隙間がなく気密性が高い、3.施工が早い、などのメリットがあります。
- 2×4とはどういう意味?
- 2×4工法の家では、壁が家を支える重要な役割を果たしていて、柱はそれに比べ役割は小さいのです。割に細い柱である2インチ×4インチ(5cm弱×10cm弱)が約45 cm間隔で細かく家の構造に使われているため、2×4工法といわれています。当社ではさらに太い2×6(5cm×15cm)の柱を使った2×6工法も施工しております。2×6工法は家の強度も約2.5倍に。
- 高断熱・高気密とはどういう意味?
- 「高断熱」とは、住宅を厚い断熱材ですっぽり包んでしまうこと。壁、床、屋根に断熱材を入れて、外気との熱の出入を限りなく小さくする事を言います。当社では、壁150㎜、屋根天井200㎜のグラスウールと、床には75㎜のスタイロホームの断熱材を入れ、万全の構えをとっています。「高気密」とは、住宅の壁や玄関ドア、窓の隙間をなくして、空気の漏れをなくすこと。即ち、空気の出入がないことです。2×4工法はそもそも隙間がほとんどありません。高気密・高断熱住宅は、住宅内部の冷暖房の効果を外に漏らしませんから、ちょっとした冷暖房で一日中快適に暮らせますし、電気・ガスなどのエネルギー節約効果があり、さらに換気システムを加えて健康・快適・省エネ住宅になるのです。
- 24時間換気システムとは?
- 換気設備を用いて365日、24時間、建物全体の空気を入れ替える強制換気システムです。常に少しずつ新鮮な外気を住宅に入れ、一方住宅内の空気を排出しています。約2時間で家全体の空気を循環させることができます。高気密であるだけにこうした換気システムが住宅内の湿気を追い出す効果もあり、冬には結露防止にも役立っています。
- PVCペアガラスって?
- 高性能樹脂サッシ複層ガラス(PVCペアガラス)のことです。このサッシは耐熱性・気密性・遮音性において優れており、アルミに比べて熱の伝わり方が1/1000といわれる特殊素材で、冬は結露の発生を防ぎます。内側のガラスには表面に特殊な金属コーティング(Low-E加工)が施されており、夏は紫外線をはねかえし、冬は室内の熱を逃がしにくいという特性を持っています。この為、ペアガラスでありながら3重ガラスと同等の断熱性能を発揮します。
- モジュールってなに?
- モジュールは設計の基準となる基本寸法、基本単位のです。当社では、メーターモジュール、尺モジュール、インチモジュール、フィートモジュールなど、商品のシリーズによってモジュールが違いますので、詳しく知りたい方は、スタッフまでお問合わせ下さい。
- 敷地調査と地盤調査とは?
- 土地を購入する前に権利関係や法規制など土地に関する調査をすることを敷地調査といいます。法規上の制限や、登記簿の確認、敷地の周囲の状況や測量などを主に行います。その敷地調査にもとづいて、地盤調査を行います。地盤の強さは見かけではわからないため、その地盤の土の強さを調べる調査のことです。 一般的には、スウェーデン式サウンディング法(SS式)という簡易な方法が用いられます。その結果次第で、地盤改良や基礎などを決めます。
- 布基礎とベタ基礎とは?
- 基礎は鉄筋コンクリートで作られ、アンカーボルトを埋め込み、躯体の土台と結合します。「布基礎」は、建物を支える逆T型をした基礎のこと。特に軟弱ではない地盤の場合に、採用されています。「ベタ基礎」は建物の下全体に作られる基礎のこと。鉄筋コンクリート面全体で建物を支えるため、地震や台風などの衝撃を効果的に地盤へ逃します。主には軟弱な地盤に採用しますが、ベタ基礎か布基礎かは、地盤調査によって決定します。
- 工期はどのくらいかかりますか?
- ご契約後、プランを確定して、海外への資材発注から資材到着まで約3ヶ月かかります。そして、基礎を打ってから完成まで4ヶ月となっております。つまりフロアプランが決定して、資材発注を行い、着工してから引渡しまで、7~8ヶ月と考えていただきたいと思います。ただ、早くできるだけがいいわけではなく、じっくりと作り込むことがいい施工をするポイントでもあります。
- 資材のうちどの程度輸入のものですか?
- 全資材のうちおよそ60~70%は輸入品です。法規制で使えないもの、日本製のほうが安いものについては、国産品を使用しています。
- オークのフローリングって何ですか?
- オークというのは木材の種類で、日本語で言うと、「なら」「かし」です。木目が美しく素晴らしい味わいと温かさがあります。日本ではもう簡単に手に入らない希少な材料が、北米では比較的安く手に入ります。
- ドアやフローリングは反ったりしないのか?
- 反る可能性はゼロではありませんが、反ること自体、本物の木を使用していることの証明です。ムク材のドアは、厚みがあって素晴らしいものです。しかし、重みや厚みがある故に、室内の湿気の変動でわずかな狂いが生じるおそれが皆無とは言えないことを最初からご理解下さい。フローリングについても、非常に温かみのある素晴らしい素材です。毎日足に触れるものですから、こだわるだけの価値があると思います。傷が付いた場合でも、サンドペーパーで磨いて再塗装すれば、また、美しく蘇ります。当社では、よく乾燥したムク材を使用しています。反る可能性が皆無とは申しません。万一反る可能性もあると思いますが、通常の使用方法では心配はないと考えております。
- 壁紙や設備機器類は国産品?それとも輸入品?
- 壁紙は国産品を主として使用しております。サンゲツやリリカラなどのメーカーさんより、選んで頂けます。お風呂やトイレなどの設備機器類は国産がほとんどです。キッチンや、洗面化粧台についても国産のもの多いですが、キャビネットや輸入にこだわりのある方はデザインも素敵な輸入品を選ばれる方もいます。基本的には、お客様が選ぶ事ができますので、お好みで選定して下さい。
- 輸入住宅でも、和室は作れますか?
- もちろんできます。当社の八日市モデルハウスには2間続きの和室もございます。本格的な和室から洋モダンな和室まで、たくさんの施工例がありますのでご相談下さい。
- 暖炉はつけられるの?どのくらいかかるの?
- はい。もちろんお応えします。暖炉の種類も実際に薪を燃やす「薪の暖炉」や「電気の暖炉」「ガスの暖炉」など種類や、コストは様々です。個別見積りいたしますので、ご相談ください。
- 床暖房は設置可能ですか?
- 可能です。ただし、床暖房でフローリングの温度変化が極めて大きいため、無垢材のフローリングは反る可能性が高く使用できないこととなります。合板の床材で対応させて頂いきます。
- アフターメンテナンスはどうなっていますか?
- 3ヶ月目、6ヶ月、1年目、2年目に無償点検サービスを実施しています。修理などに関しては、場合により有償になることもありますので、ご了承下さい。また万一、窓ガラスが割れるなど緊急のメンテナンスが必要な場合には、専属のスタッフが迅速に対応。また、輸入資材が破損した場合でもストックの中からの交換や、国内で同性能の部材を調達が可能。輸入住宅だからメンテナンスが行き届かないという心配は無用です。
- 保証制度についてはどうなっていますか?
- 当社では、お客様の大切な住まいを守る安心の保証をご用意しております。「住宅瑕疵担保責任保険(まもりすまい保険)」、「地盤保障」「住宅完成保証」「白アリ保証」などがございます。詳しくは、保証のページをご覧ください。
住宅ができるまで
HEARING住まいへのご要望をヒアリング
外観の好みや生活スタイルなど、お客様が住まいに対してどのようなお考えをお持ちか、できるだけ詳しくお聞かせください。
- お好みの外観タイプは…。
- 一世帯、二世帯同居、高齢者同居などの家族構成。
- 子供の成長を想定して、一人一部屋に。
- 住宅ローンなどの資金はどのくらい。
ご相談ご要望お伺い敷地調査
PLANNINGご満足いただける最適なプランを提案
お客様のライフスタイルやご要望を、敷地の有効活用、ご予算の都合なども加味して最適なプランを提案いたします。
- 接続道路からの効果的なアプローチの取り方。
- 日照・通風条件を考えた開口の計画。
- それぞれの部屋・位置に適した収納の設定。
- 家の中のスムーズな動線を考慮した配置計画。
プラン打合せ資金計画設計図完成ご契約確認申請
CORDINATEインテリア・エクステリアもコーディネイト
床、壁、カーテンなど、インテリアコーディネイトから、窓、バルコニーや玄関回りなどのエクステリアまで、トータルにコーディネイトします。
- カーテンや壁紙などお部屋の雰囲気づくり。
- 直接照明、間接照明などの効果的な灯りの提案。
- 窓のサッシ、トップライトやルーバーの提案。
- 玄関ドアや門柱、庭などのエクステリアの提案。
インテリア設備仕様打合せエクステリア打合わせ
CONSTRUCTION安心して住める家を責任もって建築
基礎工事から、棟上げ、そして各部の断熱、結露、遮音、防蟻など、お客様の目に見えない場所にも気を配り、責任を持って建築いたします。
- 地祭り、上棟式などの行事のご紹介。
- 給排水工事、電気工事、ガス工事などの設備工事。
- 遮音、断熱、冷暖房、空調設備。
- 選定した壁紙などの内装工事から竣工まで。
ご近所への挨拶工事着工上棟・竣工
AFTER CARE入居後も長いお付き合いを
いよいよご入居。アフターサービスや、その後のリフォームなど、お客様との長いお付き合いがお引渡の時点からスタートいたします。
- 所定書類完了の後、お引渡セレモニー。
- 効率のよい引越・入居のアドバイス。
- 届け出・手続き先などのアドバイス。
- アフターサービス・メンテナンス・増改築のフォロー。
引渡し引越し住居
建物以外にかかる費用
造成工事 | 建築敷地の盛土や切土、ヨウ壁工事など |
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屋外工事 | 屋外の電気・給排水の引き込み工事、ガス配管工事など |
照明・カーテン・エアコン | 商品代金と取付工事 |
外構工事 | 門扉・塀、カーポート、庭づくり |
解体工事 | 既存家屋の解体と撤去・処分 |
地盤調査・改良工事 | 地盤の強度を調査する費用、地盤強度を高めるために行う杭打ちや土壌改良などの工事を行う |
確認申請費用 | 設計が建築基準法に合致しているか、審査してもらう費用 |
諸費用 | 登記費用・借入手続費用・火災保険・つなぎ融資利息など |